
鳥さんに聞いてほしいなと思ってたことがあるんですけど

はい、なんでしょう?

大したことないざつだんなんですが
チ。
ってご存知です?

地動説のアニメ?マンガ?でしたかね?
全部見たわけではないんですけど、一応知ってます。

そそそそ
それそれ

なんかね
チ。 の本筋とは多分離れるんだけど、私がそれを見ながら感じたのは、伝われ!!! は伝わるのかー、とか、伝わるってけっこう奇跡だなとか

いやだってスマホも何もない時代の文字が読めない人とかも多くて
でも受け継がれるって、すっごいエネルギーいるなとか

うんうん、そうですね

今は教科書見とけばなんとなく情報としては入りますよね
そうじゃない、そうじゃなく誰かにこの情報をたくしたいって、にんげんみある

おぉー!そうっすね、そうっすね!

血なまぐさくて、奇跡で、人間だなーという気持ち

自分の死を覚悟して、それでも伝えることを選ぶっていう、死に屈しないっていうんですかね
でも、死を恐れず、自分のこうだ!っていうものをね、突き通す、貫くのって、なんていうか生き生きしてますよね。それこそ人間味あるっていうんですかね。

生きてるよねえ!

そうですね、そうですね

人間の野性的、というか
動物的ではないというか

うんうん

それをねー
アニメ見てて

ふぅーん石の箱に紙に書いた知識…….いや無理でしょwww
無理じゃないんか!みたいな

うんうん

本質からずれる感動

あぁ〜、もしかしたら作者のかたも、そういう部分も伝えたいっていうのもあるかもしれませんしね
まぁ作者のかたがそれを意図してなくても、ぽくたさんがそれを感じたっていうのがね、大事というか、ぽくたさんはそう感じることができたっていうね
受け取りての気持ちというか、そこに自分は今、着目するっていうのが事実としてあるなっていう

なのかななのかな (((‘ω”ω’)))
たしかにっ
それは事実ではあるな

自分にとってはそれって結構大切なことだと思いますね
ハードすぎるでしょっていう、それでもそうしたいっていうね。強い想い。覚悟っていうんですかね
そういうものを恥ずかしながら目指してる身なんで、そういったご意見大好きですけどね笑

うんうん
もしも紙とか空気とか自然とか、そういったものがひとつひとつ意識や感情をもったり力があるならさ、きっとあの主人公味方をしてくれたよなって、ありがとうな〜って
私はそうも思ったのです

うんうん、なるほどっすね〜
今ちょうどね、覚悟の磨き方っていう本をね、読み終わったところだったんですけど、なんかそういう感じのこと書いてたような…

ほうほう
覚悟?

覚悟の磨き方っていう、吉田松陰の言葉をね、訳してる本なんですけど、ちょっと読ませてもらいますね

ふむ

〜 空は見ている 〜
できることは本当にちっぽけなことかもしれませんが、どうしても新しい歴史の一端を担いたいのです。この燃えるような熱い気持ちを、たとえ、一人もわかってくれなかったとしても、この空だけはしっかりと見てくれていると信じて進みます。

〜 空は見ている 〜 でした
いかがだったでしょうか?
まさにチ。の話をぽくたさんがしてくれて、これ今日読んだこととぴったり当てはまると思ったので、読ませてもらいました

ほぁー
すごい

ねっ
最近ね、これちょっと頭おかしいと思われるかもしれないんですけど

なんだなんだ

死とは何かみたいなところですね

「すると、もし、私の心臓がいつか鼓動をやめてしまったらどうなるの?」
「その時はお前の時間もおしまいになる。あるいはこういう風にも言えるかもしれないね。お前自身は、お前の生きた年月の全ての時間をさかのぼる存在になるのだ。人生を逆に戻っていって、ずっと前にくぐった、人生への銀の門に最後にはたどり着く。そして、その門をまた出ていくのだ。」
「その向こうはなんなの?」
「そこはお前がこれまでに何度もかすかに聞きつけていた、あの音楽の出てくるところだ。でも、今度はお前もその音楽に加わる。お前自身が一つの音になるのだよ。」

はい、ちょっと長めでしたけど、こういう言葉を書いてる本があったんですよね

音楽に加わるかぁ

そうそう。
ここでは音楽っていう風に言ってるんですけど、人間として生まれてくる時に銀の門をくぐるわけじゃないですか。で、死ぬ時もさかのぼってまたそこをくぐっていくっていう風にして、自分っていうものが生まれてきて、そしてかえっていく、みたいなイメージなんですけど、そのかえった先って、空とか水とか風とか空気とか、そういったものなんじゃないかなって思ったんですよね。

その、人としてというか、個としては存在がなくなってしまうんですけど、個としての存在がなくなるっていうのはつまり全てになるというか。そう考えると空を見た時とか星を見た時とか追い風を感じたり水の気持ちよさを感じたりした時に銀の門をくぐってかえっていった人たちを思い出して力になるなぁって思ったりして。
その人がいなくなっても自分に伝えてくれるというか。

個々を隔てる、 こう、 線? 枠?みたいのが無い感じかなぁ

そうっすね、そうっすね
それらを感じる心の中に想いとして宿るっていうんですかね
心の中にいるっていうんですかね

いるのがなんか、なんて日本語にすればいいのかな
んー
生きた人間が居る(いる)、しんでもそこに在る(いる)!
この微妙な差を感じてくれ
私の感覚だが、言葉にできないのはそれにふさわしい言葉がまだ無いくらいの感覚なんだよな

それこそチ。 じゃないけど、まだ人間の知らない、 知ることのできない世界、世界というのもちょっと違うけど。そこのきっとコトバなんだよ